ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督がルクセンブルク代表戦を振り返った。UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイトがコメントを伝えている。


 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループAの第3節が10日に行われ、ドイツ代表はホームでルクセンブルク代表と対戦した。試合は立ち上がりの12分にダヴィド・ラウムの直接フリーキックでドイツ代表が先制。20分には相手選手がボックス内でのハンドで退場となり、獲得したPKをジョシュア・キミッヒが沈めて追加点を挙げる。48分にはセルジュ・ニャブリがネットを揺らすと、その2分後には再びキミッヒが得点をマーク。ドイツ代表が4-0で勝利し、欧州予選連勝を飾った。

 ルクセンブルク代表戦での勝利により、グループAの首位に浮上したドイツ代表。試合後のインタビューに応じたナーゲルスマン監督は、「前半でリードを奪い、後半の最初の20分も本当に良かった。その後は少しボール保持のテンポが遅くなってしまった。あまりスペースを作れなかったが、相手にもチャンスを与えなかった」と分析しつつ、「これは私たちにとって当然であり、そして重要な勝利だ」と見解を示している。

 一方、首位に浮上したドイツ代表だが、グループAは勝ち点「6」で3カ国(ドイツ代表、北アイルランド代表、スロバキア代表)が並ぶ混戦に。同監督は、「ワールドカップ予選を突破するには、すべての試合で勝たなければならない。今日見せたような感情的なパフォーマンスが基準になる」とコメント。
「すべての試合でそれを実行しなければならない。試合に勝つだけのクオリティはあるが、そのクオリティをピッチ上で発揮するには、情熱と感情を持ってプレーすることが一番の課題だ」と次戦以降の決意を語った。

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