オランダ代表FWメンフィス・デパイ(コリンチャンス)が、同国代表の最多アシスト記録を更新した。12日、イギリスメディア『The Athletic』が伝えている。


 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループGの第8節が行われ、オランダ代表はホームでフィンランド代表と対戦した。試合は立ち上がりの8分にデパイのアシストからドニエル・マレンが先制点をマーク。16分にも再びデパイのフリーキックからフィルジル・ファン・ダイクが追加点を記録し、37分にはデパイがPKを沈めてリードを広げる。その後、84分にコーディ・ガクポが強烈なミドルシュートでニアを射抜いて4点目を奪取。そのまま試合は終了し、オランダ代表が4-0の勝利を収めた。

 フィンランド代表戦での大勝により、欧州予選無敗を維持しながらグループGの首位をキープしたオランダ代表。なかでも“10番”を背負うデパイが3戦連発弾を含む1ゴール2アシストと輝きを放ち、ここまでの欧州予選6試合全てで得点関与を記録する形となった。

 『The Athletic』によると、オランダ代表での通算アシスト数を「35」に伸ばしたデパイは、かつてインテルなどで活躍したMFヴェスレイ・スナイデル氏の「33」を上回り、歴代最多記録を塗り替えたという。また、同選手の積み上げた得点数「54」はオランダ代表の歴代最多得点記録であり、得点数とアシスト数で最多記録保持者となる快挙を成し遂げている。

 オランダ代表は次節、14日にアウェイでポーランド代表と対戦予定。デパイのさらなる記録更新に注目が集まる。

【動画】オランダvsフィンランドのハイライト!



編集部おすすめ