ローマが、マンチェスター・Uの元イングランド代表DFクリス・スモーリングの獲得に近づいているようだ。29日、フランスメディア『Foot Mercato』がイタリアメディア『スカイ・イタリア』を引用して報じた。


 ローマは現在、今夏にナポリへと移籍したギリシャ代表DFコスタス・マノラスの後釜獲得に乗り出しており、クロアチア代表DFデヤン・ロヴレン(リヴァプール)や元ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィ(アーセナル)への関心が伝えられている。しかし、移籍市場の閉幕まで1週間を切った今も、新たなセンターバックの獲得はない。

 一方のスモーリングは、イングランド代表DFハリー・マグワイアの加入やU-21同代表DFアクセル・トゥアンゼベのローンバックが影響して、センターバック内での序列が低下。今シーズンのプレミアリーグでは、3試合連続でベンチメンバーから外れている。

 そんな中、ローマとマンチェスター・Uはレンタル料300万ユーロ(約3億5300万円)で、スモーリングの期限付き移籍に合意する模様。同選手はすでに“赤い悪魔”のチームメイトに別れを告げており、メディカルチェックのために間もなくローマ入りする模様だ。