今年6月にはグループ結成3周年を迎える彼女たちだが、「本気で勝負する一年」と新たな決意で挑む。そんななか、春から高校生になるメンバーの工藤唯愛は進学を機に卒業したいことがあるようで……。
「駅までのガンダッシュを卒業したい」
――工藤さんも春から新生活ですね。工藤唯愛(以下、工藤):私、いつも家を出る時間がギリギリになっちゃって、毎回駅まで必ずダッシュしなきゃいけないんですよ。なので、時間に余裕を持って行動できる高校生になりたいです……。
――今は誰かに起こしてもらってるんですか?
工藤:自分でタイマーをかけて管理しているんですけど、「もう1回、荷物を確認しておこう」とか思ったりしていたら時間がぎりぎりになって……。結局、最寄り駅までガンダッシュするハメになっちゃいます(苦笑)。
――年上メンバーからすると、高校生になった時はどんな心境でした?
須永心海(以下、須永):一気に大人の世界に入ったなって思いました。今までは家の近くの中学校だけど、ちょっと遠くに行けたりするから遊ぶエリアも変わるし。世界が変わったように感じました。
――そんな工藤さんに何かアドバイスしておくことはありますか。
八木仁愛(以下、八木):制服はいっぱい着ておいたほうがいいんじゃない。あとは、学校帰りの寄り道も楽しんで!
工藤:たしかに制服を着てお出かけは憧れます!

無駄遣いを卒業したい早﨑&須永
――早﨑さんと須永さんは今年20歳になりますが、これを機に卒業したいことは?早﨑すずき(以下、早﨑):卒業したいことは、お金の無駄使い!
――どんなことに無駄使いしちゃう?
早﨑:わりと衝動買いタイプなので、ビビッときたものを後先考えずに買っちゃうんです。でも結局、使わないことが多い。
須永:私は自炊するのでスーパーに行くのが好きなんですけど、見切り品とかで半額になってる野菜とかを見つけるとお得じゃん!と思って買いすぎちゃうんですよ。で、結局節約になってないんです、それを卒業したいです。
――八木さんは、’24年末にインタビューさせていただいたとき、今年は本厄だと心配されてましたけど。
八木:ようやく厄払いに行きました! 厄払いする前日まで、傘が無くなったり、買ったばかりのスマホケースを割っちゃったり、アイスも落としたり、とにかく落し物が多くて。でも、厄払いに行ってからは何も起きてないので!
メンバーの個性も主張している新曲

八木:振りを揃えるだけじゃなくて、メンバーの個性も主張している楽曲。気の強い女の子目線の歌詞がいつもとは違って新鮮に感じてもらえると思います。
早﨑:今回の楽曲はステップが難しいというよりは、カッコよく見せるのが難しい振りが多い。みんなで角度の研究をしたので、新しい僕青が詰まったミュージックビデオにも注目してもらえたら嬉しいですね。
工藤:イントロからアップテンポなので、ライブで盛りあがりそうな曲! ポジションを移動ときに煽るような振り付けがあったりするので、今までの僕青にはないような盛り上げ方で、ファンの方と一緒に楽しめる曲だなと思ってます。
――そんなタイトルにかけた質問ですが、現代は時短や効率化などの“タイパ”が重視されるような風潮がありますよね。
須永:たしかに。私も動画を観るときは二倍速だ。
八木:それ「あつ森(あつまれどうぶつの森)」みたいなにならない?(笑)
須永:なる。テロップ付きで観るんだけど、結局何度も戻ったりしちゃうから意味ない(笑)。
これだけは倍速にしたくないこと

早﨑:実際に店舗を回って好きなお洋服を探している時間。今はすぐにネットで買えちゃうけど、そこは短縮したくないです。
須永:私は趣味の料理かな。現場にお弁当を作っていくことがあって、その仕込みを夜にすることが多くて。タコさんウインナーとかも可愛く作りたいから、つまようじで穴を開けて黒ごまを入れて目にするとか、そういう細かい飾りつけにはどれだけ時間がかかっても気にしないでやっちゃうな。
――夜のどのタイミングから始めるんですか?
須永:お風呂とか寝る準備を終わらせてから、好きなことの時間としてやります。この前は夜遅くからお弁当を作ってました(笑)
八木:私はアトラクションとかの待ち時間が好きなんです。
工藤:私は朝準備する時間は急がない、倍速にしたくない……。
八木:だから間に合わなくなるのよ(笑)
――どんなことに時間をかけてます?
工藤:ヘアケアとかをゆっくりしたいタイプなんですよ。家を出る5分前には準備が終わってるんですけど、玄関を出るまでがゆっくりすぎてバタバタしちゃう。
須永:玄関までどんだけ距離あんのよ!(笑)
僕青の握手会女王は……

須永:(すかさず)え、私じゃない?
早﨑:すごいじゃん!(笑)
八木:たしかに上手だけど、これって挙手制なんだ(笑)
――自称・握手会女王の須永さんは握手会でどんなことを大事にしています?
須永:瞬発力ですね。短い時間しかないから、その時間をファンの方と全力で楽しみたいから詰まることがないようにしたいなって思ってます。
――そのための準備もしていることも。
須永:昔から暗記は得意なタイプだったので、ファンの方のお名前とか前に話したことを握手会がスタートする前にある程度考えてから臨んでますね。あ、いやでも、(拳で胸を叩いて)最後は心です(笑)
――なんでラップ風に言うんですか(笑)。他のメンバーは異議あります?
八木:ないでーす!
早﨑:じゃあ心海でいいでーす!
須永:決め方が適当になってきてるじゃん!(笑)
――工藤さんから見て「この握手はすごいそう」っていうメンバーは?
工藤:西森杏弥ちゃんですね。普段はツンツンしてる感じがあるんですけど、握手会だとどんな感じなのかなって気になります。