2025年も、「良釘台」「グランドオープン店舗」「技の効く台」これらを狙い撃つことで、有利に戦える。
まずは、今年のGW2日目に実戦したときのことを一例として紹介したい。
新台の「東京グール」、そして人気の「エヴァンゲリオン未来への咆哮」、同じホールの台なのに、明らかにヘソサイズが違う。
なぜ、こんな違いが生まれるのか。どの機種に、どんな意図が込められているのか。連休を散財ウィークで終わらせたくない人へ向けて、勝利への道筋をガイドする。
ゴールデンウィークの立ち回り

パチンコも同じだ。玉のスタートチャッカー入賞率がダウンしてしまい、普段よりも大当りまでの投資額が増えてしまう。
さらに、いまはスマパチ時代。その上位ラッシュの性能は「平均で一撃万発を狙える」というものが主流で、甘く扱う必要性を感じていないホールが多い。冒頭で取り上げた「東京グール」は新台なので機械代を回収もしなければならず、ヘソ釘が“小指サイズ”の運用となっている。
狙うべきはグランドオープン店舗
新規オープンするパチンコ店は、還元率が高い。そこで重要なのは、「打ちたい機種」ではなく、「打ちたい釘」を探す視点だ。・2025年GW注目グランドオープン店舗一覧
以下【日付 店名(地区) パチンコ台数/スロット台数】
4月25日:SAP流山店(千葉県流山市) 172 / 161台
4月25日:ウエスト守口(大阪府守口市) 140 / 110台
4月25日:ブイゾーン八千代台店(千葉県八千代市) 243 / 262台
4月25日:マルイ555(長野県佐久市) 270 / 209台
4月25日:マルハン浜松中央店(静岡県浜松市) 435 / 566台
4月25日:ルート56(愛媛県喜多郡) 236 / 164台
4月26日:メガフェイス930朝倉(福岡県朝倉郡) 440 / 498台
5月1日:楽園池袋グリーンサイド(東京都豊島区) 330 / 371台

グランドオープン店で勝つための3大ポイント
①SNSの「ウワサ」を聞き逃すな公式情報では掴めない、リアルな声がSNSにはある。たとえば「20以上まわった」「海でボーダープラス3回転」のようなものが理想的だ。
ただしガセ情報も混ざるため、騙されないように気をつけたい。複数の似たような投稿を探して、その真偽を探ってから動こう。
②高期待値機種を狙い撃て
基本的には「設置台数が多い=ホールが力を入れる可能性が高い」と思って間違いない。今年も、「海物語」「エヴァシリーズ」「北斗シリーズ」が強い。
加えて、変化があれば積極的に狙いたいのがスキップ機と羽根物だ。
・eシン・ウルトラマン(スキップ機)
通常回転が速く、回転率が1つ違うだけで収支に大きな差が生まれる。
・ニュートキオ(羽根物)
V入賞率は、1/18~1/40ほど。軽い投資で戦えて、店側の釘調整やネカセも素直にデータへ反映される。
堅実に貯玉を作りたいなら、このジャンルを活用しよう。
勝つための3大ポイントの3つ目は…
③釘は全体バランスで見抜け特定機種だけ厚くアケて、他はボーダーライン程度に留めるホールが多い。そのなかにも微妙な差が存在する。たとえば「エヴァンゲリオン未来への咆哮」の風車周辺に目を向けてみる。

GWは「勝ち組」と「散財組」に分かれる
飛行機代も、ランチ代も、回転率も、何かと財布に厳しいGW。それでも、こうして情報を掴めば上手く立ち回れるはずだ。また、この期間にプロを片っ端から出禁にする店もある。勝つ客は、いらないのだ。
ついでに、「止め打ち禁止なので、貯玉を没収します」と言われるケースもある。やり場のない怒り、虚無感に襲われ、精神的に追い込まれる前に、ほどほどの貯玉数に抑えておく。
そして、冷静な引き際を心掛けてほしい。今年は、価値ある連休を手にしよう。
文/ミネッチ
【ミネッチ】
技術と釘読みで凌ぐパチプロ生活が20年。その稼働内容を、雑誌(パチンコオリジナル実戦術、必勝ガイドMAXなど)に寄稿し始めて10年が経つ。YouTubeの密着シリーズ(パチダンTV)は特に人気があり、70万回再生を超えた。