その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。
1セット4000円の安キャバでよく見る様子のおかしいおじさん
東京で緊急事態が発令されたり解除されたり、解除されたと思ったら今度はまん防(まん延防止等重点措置)をやるとかやらないとかで、なかなか銀座に出勤できなかった頃、西武池袋沿線沿いにある1セット4000円の安キャバにこっそり在籍していました。
駅から徒歩約30秒の雑居ビルの中にあり、店内には1階に入居する牛丼チェーン店から漏れた匂いが充満していました。
キャバクラで働くのは23歳の頃以来なので少し楽しかったのですが、それにしてもキャバクラで浮かれてるおっさんはいつまで20代のつもりで遊んでいるんですか。
肌は黒すぎるし、歯は白すぎるし、Tシャツは小さすぎる。引退した野球選手にしか見えません。
モテよりもポリシーを優先したいんだ、ということなら言うことはありませんが、モテたいし、できたら気になるあの子とあんなことやこんなことがあったらいいな、と少しでも希望しているなら話は別です。
正しく男を磨きましょう。ファッションに関する指摘は以前『キャバ嬢から“痛いおじさん”認定されてしまう「やってはいけないファッション」10選』という記事を書きましたが、今回は「キャバクラでよく見るヤバい髪型のおじさん5選」を紹介します。おじさんのふり見て我がふりなおしましょう。
やりたい髪型に毛量が追いついていないおじさん
やりたい髪型に毛量が追いついていないおじさんは割とよく目にします。私も40手前です。美容師さんに毛量が減ったことを指摘されるようになり、ようやくおじさんたちの気持ちに少しは寄り添えるようになってきました。
例えば、アイドルグループ・嵐のデビューシングル「A・RA・SHI」のMVで踊ってる相葉くんみたいな髪型ってそれなりに毛量がないとできないじゃないですか。
ああいう髪型を、毛量のあるなしを無視して、10年前、20年前から変えずに諦めずに続けていそうなおじさんを目にするといたたまれない気持ちになります。
何を目指しているのかわからないサラサラツヤツヤ髪のおじさん

髪質だけ少年すぎます。もし癖毛を気にしているのであれば、最近は自然な仕上がりを目指したストレートパーマもあるそうなので、担当の美容師さんに相談してみてください。
ウィッグ付きのサンバイザーをつけているおじさん
ウィッグはつけたくないけれど、イメージチェンジはしてみたい、ということなのかウィッグ付きのサンバイザーをつけているおじさんがいます。
ウィッグ付きのサンバイザー?といまいちピンとこなかった方は、楽天市場やAmazonなどで「ウィッグ付きサンバイザー」「ヘアバイザー」と検索してみてください。
茶髪のおじさん

サイズの合っていないピタピタのTシャツを着たおじさんが、手っ取り早く若作りをしようとして髪を茶色に染めたところでGACKTさんにはなれません。
毛髪が不潔なおじさん

少し前ですが、フリーアナウンサーの女性が自身のX(旧Twitter)で、男性の体臭について言及し、炎上しましたね。夏場は体臭ケアをしている方が多いのか、さほど気にならないのですが、冬場の電車内のニオイなどは正直かなりキツイ。
体臭はもちろんのこと、見た目が不潔で得をすることなんてひとつもありません。
人は出会った瞬間、相手の外見や身だしなみから多くの情報を無意識に読み取ります。人間関係は「第一印象の良し悪し」が左右すると言っても過言ではありません。

毛髪を清潔に整えることも身だしなみのひとつで、必要最低限の気配りです。明日からキムタクになれ、とかそういう無茶なことを言ってるわけではなく、せめて外見を“人並”に整えてくださいね、というお話をしています。
必要最低限のことができていない状態で「どうしてオレを受け入れてくれないんだ!」と逆上されると困ります。風呂に入ってから出直してこい。
お前が風呂に入っていないことくらい秒でバレてる

そして、不潔はそれ以上にマズい。
つまり不潔な方というのは、モテるとかモテないとかそういうスタートラインにさえ立てていません。風呂に入りましょう。
<文/みずえちゃん>
【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989