皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。
会話で“がんばりすぎて失敗する”ケース
婚活の相談でよくあるのが、「初デートで会話も盛り上がったと思ったのに、次に繋がらなかった」というお悩みです。こちらは楽しく話したつもりでも、相手にとっては「この人はないな」と判断されていた……そんな残念なズレが、初デートにはよく起きています。
特に30~40代男性に多いのが、会話で“がんばりすぎて失敗する”ケース。今回はその典型パターンと、うまくいく人との違い、そして実際に会話を変えただけで成婚に至ったエピソードを交えてご紹介します。
「初デートの会話に苦手意識がある」男性は多い

たとえば、「仕事って何してるんですか?」「何時に起きてます?」「通勤何分?」「休日は何してます?」「趣味は?」と、矢継ぎ早に質問を繰り出していませんか?
これは“会話”ではなく“面接”ですよね。
“質問の連打”をしていませんか?
ある男性は、相手が「学生時代はバドミントン部だった」と言った瞬間、「大会は? 成績は? どのくらい走ったの?」と、まるで履歴書を掘り下げるような質問攻めをしてしまい、相手の表情がどんどん曇っていったそうです。こうした“質問の連打”は、情報は増えても感情は共有できません。むしろ、相手は「私のこと、興味じゃなくてデータで見てるのかな」と冷めてしまうわけです。
では、何を話せばいいのか? キーワードは“共感”と“感情のキャッチボール”です。
答えにしっかりとリアクションする

会話の正解は、“広げる”より“深める”こと。
実際に、会話を変えただけで成婚した男性がいます。
大事なのは“共感と感情”のテクニック
ケイジさん(仮名・34歳)は、初デートでは緊張から無言が多く、次に繋がらなかった経験が何度もありました。私のところに相談に来た時は、「一度のデートまでは行けるのに振られることが続いて、会ってもまた振られるのかもと思うと話すのが苦手になってしまうまた気がする」と話していました。
ケイジさんはシャイではあるものの、顔立ちはスッとして素敵なのですが、その自信のなさからくるオーラがイケメンを隠してるように見えました。
私の“共感と感情”のテクニックを教え、私とのコンサルの時にも意識を変えて、少しずつ女性との会話というものを掴みかけた時に、運命の人に出会ったのです。
出会いから1年後にはプロポーズして成婚!

彼の変化はただひとつ、「感情で会話することを意識した」こと。言い換えれば、相手の気持ちに寄り添うことで、自分も相手も自然体でいられる関係が築けたのです。
もうひとつおすすめなのが、「未来の話題」を自然に入れること。PR TIMESの調査によると、「将来行ってみたい旅行先」や「住みたい街」など、未来をイメージさせる会話をしたカップルの方が、関係継続率が高い傾向にあるそうです。
女性に「また会いたい」と思わせるには…
もちろん、初デートでいきなり「結婚観を語る」のは重すぎます。ただ、「温泉とか好き?」「リモート多いなら、自然があるところに住むのもいいよね」くらいのライトなトークでOK。初デートの目的は、完璧なプレゼンではなく、「また会いたい」と思ってもらうこと。
そのためには、以下の3点を意識していきましょう。
・質問ばかりではなく、相手の話にリアクションすること
・話を広げるより、感情に寄り添って深めること
・未来の話題でポジティブな空気を共有すること
これらを意識するだけで、あなたの印象はグッとよくなりますよ。
ぜひ素敵な出会いを楽しんで。
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)