Uber配達で借金を返しながら6㎏減!
ダイエットにうってつけの適度な運動を伴うバイトといえば、Uber Eatsの配達員だ。現在、Uber専業で働く渡辺康介さん(仮名・56歳)が話す。「50歳を過ぎてから、ディズニーにハマって、“推し活”費用がかさむようになりまして(苦笑)。それで、消費者金融で30万円の借金を抱えてしまいました。おまけに、不摂生もたたってメタボ体形に。金銭的にも健康的にもダイエットをしなきゃマズい!と考えるなかでUber配達員に挑戦してみたんです」
まずは、シェアサイクルを利用してUberデビュー。その配達員としての仕事は想像以上にハードだった。
「電動アシストつき自転車で一日10件ほどの依頼をこなすようになったら、すぐに月10万円以上稼げるようになりました。ただ、私の担当エリアは坂が多くて、夏場は地獄(笑)。一日で20~30㎞も自転車を漕ぎ続けたら、汗だくになって、あっという間に体重が落ちていきました」
昨年7月には長く続けていた警備員バイトを辞めて、Uber専業に転身。その結果、月に40万~50万円ほど稼げるようになったという。
「朝から夜まで12時間稼働で25~30件配達すると日給は1万5000円以上。
チャリンコ“UberZAP”で健康的に稼ぎまくれ!
Uber配達員(自転車)×ダイエット&健康増進
・週6日×2か月で……体重:6kg減
メタボ:改善
収入:100万円以上
銀座の蝶が引っ越し業に

「夜の仕事をしながら、今年3月から引っ越し屋さんでも働き始めました」
こう話すのは東京・銀座の高級会員制バーのキャストとして働く堺千夏さん(仮名・26歳)だ。引っ越し副業のきっかけは、連日の“アフター”でアゴ回りの肉づきがよくなったことだという。
「少し太り始めたタイミングで、ボルダリングにハマりだしたこともあって、ダイエットと筋トレを兼ねたバイトをしたいなと思って。それで学生時代にやったことのある引っ越し屋さんで働き始めたんです。初日は全身筋肉痛でしんどかったけど、1週間もしたら40㎏ぐらいの冷蔵庫も一人で運べるようになりました。
1か月もしたら“引っ越し筋”といわれる上腕部の筋肉が発達して、握力は男性並みに。夏場は『3~4月の引っ越しシーズンには高すぎて頼めない』という、あまりお金がない人からの依頼が多いせいか、エレベーターがない物件への引っ越しが多いので下半身もみっちり鍛えられてます」
その副業は本職にも好影響をもたらしている。
「汗をたっぷりかいているから、肌の調子がいいんです。体幹が鍛えられるので、姿勢がよくなったと褒められるし、ドレスを綺麗に着られるようにもなりました。ゴミ屋敷やヤクザ屋さんの引っ越し現場も経験したので……話題が豊富になったし、メンタルが強くなりました(笑)」
ストイックな引っ越し副業は脂肪をカネに換えながら、心も肌も鍛えられるのだ!

引っ越しバイト×筋トレ&美容対策
・週3日×3か月で……体重:2kg減
肌つや:アップ
副収入:28.8万円
取材・文/週刊SPA!編集部
―[[健康×副業]稼げるガイド]―