京都、連勝で首位堅守　１Ｇ１アシストＦＷ原大智に曺貴裁監督「日本のトップにたどり着ける」
京都・曺貴裁監督 画像（1枚）

◆明治安田　Ｊ１リーグ▽第１２節　京都２―１横浜ＦＣ（２５日・サンガスタジアム）

　初の首位でこの一戦を迎えた京都が、１点差で勝ちきり首位をキープした。

　試合開始から横浜ＦＣがサイドを使って攻め込む時間が多くなった中で、少ないチャンスをものにした。

前半１５分、ＦＷ原大智が左足を一閃（いっせん）して今季初得点をマーク。後半は一時同点に追いつかれたが１―１の２５分、ＤＦ須貝英大が右サイドから放ったロングボールをＦＷ原大智がエリア内へ折り返し、途中出場の奥川が左足を振り抜いて２戦連続勝ち越し弾で勝利に導いた。

　曺貴裁監督は「昨年からのホームゲームでなかなか勝ち点３を取れていなくて。勝ち点３を取るということでいうと、ミッションコンプリートできたことについてはすごく嬉しいです」と本拠戦勝利を喜んだ。今季、３アシストを含めて攻守にわたって献身的なプレーを披露してきた原の得点には「彼のゴール以外の献身性っていうのはＪの中でも非常に高いものがある。彼のゴールで彼が報われる、もしくはチームにとって勢いが出ることで、非常にいい１日になったかなと思う」と話し「もっともっと高みを目指していけば必ず日本のトップにたどり着けると僕自身は思っている。彼が点を取ったということはチームにとっても彼にとっても非常に１つポジティブな話題だと思いますし、選手である限りはそういうところを目指しやっていってもらいたい」と１９１センチの長身ＦＷが秘める無限大の可能性にさらに期待した。

編集部おすすめ