◆明治安田J1リーグ ▽第12節 町田0―1湘南(25日・Gスタ)
町田はホームで湘南と対戦し、0―1で敗れた。前半から決定機をものにできない状況が続くと、後半アディショナルタイム3分にDFドレシェビッチのミスからピンチになり、MF池田昌生に劇的な決勝弾を沈められた。
FW相馬勇紀は前半13分にMF下田北斗からのスルーパスに抜け出し、エリア左からシュートを放つ決定機を作ったが、決めきることは出来ず。今季2得点4アシストを記録しているアタッカーは「あれを決めきれなかったことだけが頭に残るゲーム。イボ(ドレシェビッチ)のミスがフォーカスされがちだが、自分個人とし攻撃陣3試合0得点だし、攻撃陣が奮起して点を取らなければいけない」と反省を口にした。
チームはこれで3連敗。2023年に黒田剛監督が就任して以降初であり、3戦連続無得点もJ1では初となった。勝利を積み重ねていた時期は守備のコンパクトさなどが違ったことを指摘し、「負けるべくして負けている」と振り返る。その上で「攻撃陣のこの2試合は問題だと思っている」と改めて責任感を口にすると、「次のセレッソ戦はシュート数をもっと増やして、複数得点を取って勝ちます」と最後に言い残し、取材エリアを去って行った。