J1鹿島は26日、Jクラブ最速の600勝達成となった名古屋戦(1〇0)から一夜明け、29日の横浜FC戦(ニッパツ)での601勝目へ向けた練習を茨城・鹿嶋市内で実施した。

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 25日に来日し、6月上旬まで滞在予定のジーコ・クラブアドバイザーが鹿島のクラブハウスを訪れ、選手のトレーニングを見守った。

 鬼木達監督にとってのジーコ氏は、1993年の鹿島入団後に約1年半ともにプレーした大先輩。93年第1節名古屋戦でのジーコ氏のハットトリックを「鮮明に覚えています」と振り返る指揮官は、終始にこやかな表情で再会を喜んだ。

 監督だけでなく、ジーコ氏と縁深いスタッフも多くいる。ジーコ氏が日本代表を率いた2002~06年の「ジーコジャパン」でプレーした柳沢敦コーチ、田中誠コーチ、中田浩二フットボールダイレクターにとっては、元監督との再会という側面もあった。練習開始前には曽ケ端準GKコーチ、中後雅喜コーチらも交えたスタッフ陣でジーコ氏を囲んで談笑し、大きな笑い声がピッチに響いた。

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