陸上の織田記念は29日、広島広域公園陸上競技場で行われる。28日は女子100メートル障害で昨年のパリ五輪代表・田中佑美(富士通)が同会場での前日練習後に取材に応じ、今シーズン国内初戦へ「織田記念は例年雨ですが、今年は晴れそう。
昨年のパリ五輪では、敗者復活戦の末に準決勝に進出。今季は室内の競技会からシーズンインし2月に60メートル障害で8秒00の日本新記録を樹立。100メートル障害は3月にオーストラリアの競技会で初戦を迎え、13秒11と順調なスタートを切っている。
現在の女子100メートル障害は、持ちタイム12秒台の選手が7人の大混戦。し烈な国内の代表争いを勝ち抜くため「(9月、東京世界陸上の)参加標準記録(12秒73)というアドバンテージを持って日本選手権に臨みたい」と言葉に力を込めた。