◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(29日・東京ドーム)

 広島の末包昇大外野手が、巨人・井上に同点2ランを浴びせた。2点を追う4回1死一塁、甘く入ったカーブをうまくバットに乗せて左翼席に運んだ。

 「2点先取されて、少し嫌な空気だった。自分の仕事ができて同点になって良かったです」

 4月25日のDeNA戦(横浜)で東から一発を放って以降、この日の第1打席まで12打席無安打が続いていた。13打席ぶりの待望の一打で、試合を振り出しに戻した。

 巨人戦は、4月11~13日の本拠戦で12打数5安打と打ち込み、この試合前まで通算でも打率3割1分6厘と得意とする。この日の一発を含めて通算26本塁打のうち、巨人戦はカード別で最多の9本塁打という量産ぶりだ。

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