Boys beの丸岡晃聖(17)が、憧れの先輩の背中を追っている。グループも結成5年目を迎え、「みんながいたら楽しい。
―入所したきっかけは。
「お母さんが僕の顔をSNSのタイムラインみたいなところに投稿していて、お母さんの友達がそれを見て『絶対入れた方がいい』みたいな…。あまり乗り気ではなかったんですけど、(オーディションを)受けへんのはさすがに申し訳ないし…。どうせ落ちるやろみたいな感じで受けたら受かって、今ですね」
―2018年は公開オーディションだった。
「どんな感じでしたっけ…。覚えてはいますけど、その時の感情とかは何も覚えてないです(笑)。元々この事務所のことを知らなくて、ライブがどんな感じかとかも知らなかったので、そもそも今いるところがどんなものかを理解していなかったです。でも、うちわには『バキューンして』とか書いてあったので、やったのを覚えています」
―入所した時に憧れていた先輩は。
「『怪物くん』(2010年の日テレ系ドラマ)を見ていて(主演の)嵐の大野智くんに憧れていました。結構、憧れの先輩も変わっているのかも。
―今、憧れの先輩は。
「小島くんが兄貴みたいな感じ。小島くんは角(紳太郎)が最初に仲良かったんです。帰りのバスが一緒で、いい意味で『なんかお前とおったら疲れるわ』って言われて。楽しくて疲れるって言ってくれたんです。それから(AmBitious)山中一輝と僕と小島くんの3人で、暴走族のコントとかやったりしましたね。その時は小6ぐらいでめっちゃ猿に似てて、そこから今までずっと『猿』って言われていて、今は小島くんからメンバーに引き継がれています」
―だからメッセージに猿の絵がある。
「僕が作ったオリジナルキャラクターなんです。目とかは、お母さんがいつも僕の似顔絵を描いている時にしている描き方を入れてみました」
―関西つながりで、長尾のどういうところが好きか。
「昔かわいがっていただいて、結構お世話になりました。小島くんは兄貴、長尾くんはお兄ちゃん。男らしいお兄ちゃんが小島くんで、ホンマにいそうというか、優しい感じのお兄ちゃんが長尾くんです。小島くんはアドバイスや日々言ってくれることが熱いんで、兄貴ってなりますね。風雅くんは、2人とも違う仕事で東京へ行った時にわざわざサウナ、カラオケ、ご飯と一日デートした時があります。全部おごってくれました」
―カラオケは好き?
「好きです。絶対入れるのはMrs.GREEN APPLE。今は完璧に歌えないんですけど、楽しく。『ライラック』とか最近歌います。高校のメンバーはもちろん、(関西Jr.の)野田開仁、伊藤篤志とか北村仁太郎とかもよく行きます」(中編に続く)
◆丸岡 晃聖(まるおか・こうせい)2007年11月16日、奈良県生まれ。17歳。18年に関西Jr.として活動をスタート。