女優の黒柳徹子(91)が、14日発売の「黒柳徹子ビジュアル大図鑑」(講談社刊)で、これまでに購入したドレス、着物など私物の数々を公開する。
放送50年目に突入したテレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」(月~金曜・後1時)、世界的ベストセラーの著書「窓ぎわのトットちゃん」、ユニセフ(国連児童基金)親善大使など、マルチに活躍する黒柳の好奇心を凝縮した一冊。
黒柳は自身の美意識を「綺麗(きれい)なものに猛烈に憧れてしまうのは、おそらく戦争中に、心を豊かにしてくれる生活の中の品々を、全て奪われたことに起因しています」と分析。同書について「今、こうして好きなものに囲まれる生活ができているのも、平和と自由があってこそ。つまりこの本は、平和な時代に培われた私の好奇心が、ビジュアル化されたものなのです」と説明した。