米プロバスケットボールNBAペイサーズの下部チーム、マッドアンツに所属する2024年パリ五輪日本代表・富永啓生が5月1日、1年目のシーズンを終え、オンラインで帰国報告会見を行った。富永は「今シーズンも大変なシーズンではあったんですけど、自分自身成長できたいいシーズンだったのかなと思っている。

一番成長したところはディフェンスとフィジカル」と手応えを話した。

 ルーキーシーズンだった今季のレギュラーシーズンは、14試合に出場し、平均5・4得点を記録した。これまでとは出場機会は減ったが、「どれだけ短い時間で自分の痕跡を残せるかということを重要視されていたので、1本1本のシュートの重みを実感した」と置かれた立場で全力に取り組んできた。

 オフとなる今夏はまずは若手がしのぎを削る7月のサマーリーグ、8月のアジア杯(サウジアラビア)に日本代表として出場することも視野に入れている。「サマーリーグも考えているし、アジア大会も今年ありますし、そこで日本を勝利に導ければいいと思います。今はその2つを一番考えています」と今後の方向性を明かした。

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