タレントの岡田美里さん(63)が4月30日放送のテレビ朝日系特番「鶴瓶孝太郎 転職したら人生〇〇だった件」(午後7時)に出演。実業家に転身した現在の姿を披露した。
芸能界の第一線で活躍していたのにまったく異なる世界に転職した人たちの人生を見ながら語り合うというのがコンセプトの番組。父がタレントのE・H・エリックさん、叔父が俳優の岡田真澄さんで、元祖カリスマ主婦として多くの番組に出演していた岡田さん。1989年に15歳年上の堺正章と結婚するも2001年に離婚し、2000年代後半からはテレビからも姿を消した。
番組のインタビューを受けた山梨県河口湖畔の1500坪の豪邸について「30年くらい前…。私、昔、堺正章さんという人と結婚していたことがあって。その時に2人で建てたんです」と笑顔で明かすと「ずっと2人で持ってたんですね、お別れした後も。だけど、ある時、それも悪いなと思って『買い取らせてもらっていいですか?』って言ったら『いいよ。あげるよ』って、くれたの」と続けた。
「東京にも自宅があって、東京で仕事をする時はそっちに行って、ずっと2拠点でやってます」と岡田さん。「こっちではジャムを作ったり、自分のブランドを展開してる」と2020年から山梨の果物を使ったジャムを製造、販売しており、地元の社会福祉センターと協力し、様々なジャムを作る企業の社長に就任。実業家として成功を収めていた。
もともとは母のパーキンソン病の介護のための山梨移住だったが、「こっちに1人でいて、本当に何をしたらいいか分からなかった。
「それを全部、ジャムにしたの。私、祖母がデンマーク人だから家でよくジャムを作ってたんです。おばあちゃんに教わった通りの作り方でジャムを作って皆さんに瓶詰めで配ったら『すっごくおいしい!』って言って下さって。その時に『そうだ。これをお仕事にしよう』って思ったの」と起業のきっかけを明かした。
最後に現在の堺との関係を聞かれると「お別れした後も子育ては一緒にって感じで学校の卒業式とか入学式とか折に触れて全部、2人で出席したんですよ。下の子が結婚する結婚式の時も『当然、パパも出席だよね』っていう感じで。みんなで結婚式を一緒にやった」と笑顔で話していた。