映画「事実無根」(柳裕章監督、10日から全国順次公開)の報知映画賞・特選試写会が1日、東京・千代田区の日本教育会館で行われ、ヒロインを演じた女優の東茉凜が舞台あいさつに登壇した。

 本作は地元で愛される京都の下町のカフェが舞台。

複雑な背景を持つ親子と喫茶店オーナーの「人生やり直し」を描いたストーリーとなっている。オーディションで抜擢され、ベテランの近藤芳正、村田雄浩を相手に演じた東は「初めての経験ばかりだった。はじめは声も小さかったが、現場の皆さんが優しく声をかけてくれた」と話した。

 原案も務めた柳監督は東について「最初は緊張もあったが、芝居をしていく中で乗り越えてきた」と力強く語った。

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