◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ女子 チャンピオンシップ決勝 大阪M 3―0 NEC川崎(2日、東京・有明アリーナ)
女子チャンピオンシップ決勝の第1戦は、レギュラーシーズン(RS)1位の大阪Mが、同2位のNEC川崎に3―0のストレート勝ち。決勝は2戦先勝方式で行われ、大阪Mが初代王者に王手をかけた。
試合は第1セットから大阪MがNEC川崎を圧倒。得点源のファンヘッケのスパイクなどでいきなり8連続得点を奪うと、第1セットを25―14で先取。第2セットも6―6から10連続得点と勝負所での集中力で得点を重ね、ペースを支配。蓑輪幸が要所でブロックを決めるなど、25―10とNEC川崎を寄せ付けずセットを連取した。
追い込まれたNEC川崎は第3セット、中盤まで12―13と競るが、大阪Mの林琴奈に3連続得点を許して12―16。好守が光る大阪Mは、宮部愛芽世のスパイクで20―17、相手の攻撃を拾ってつなぎ、主将の田中瑞稀が決めて22―17とリードを広げる。24―21で迎えたマッチポイント、最後はファンヘッケが対角に打ち込んで25点目。大阪Mが3セット連取で勝利。初代王座に王手をかけた。