◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(2日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地・ブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場する。今季最長となるビジター10連戦の初戦で、先発の山本由伸投手(26)を援護する2試合ぶりの8号アーチに期待がかかる。

 ブ軍先発はG・ホームズ投手(29)。大谷は今季3月31日(同4月1日)に初対戦し、2打数無安打2三振1四球だった。ここまで6試合で2勝1敗、防御率4・50の右腕を何とか攻略したいところだ。

 この日からはアトランタ→マイアミ→アリゾナと続く今季最長のビジター10連戦。4月19日(同20日)に真美子夫人が第1子となる女児を出産したことを発表した大谷パパにとっては愛妻とまな娘に会えない“試練”の大型連戦だ。「ロードでは(自分が)いないので、そこがちょっと気がかり」と本人も話していた。打って、ロサンゼルスの家族に吉報を届けることはできるだろうか。

 最近5試合は19打数8安打6四球と好調で、出塁率は驚異の5割6分。32得点はメジャートップと1番打者として、最高の働きを見せている。4月29日(同30日)の本拠地・マーリンズ戦では22年サイ・ヤング賞右腕のアルカンタラから待望の“パパ1号”を放つなど、長打も出始めて完全復活の気配。4月は産休で2試合の欠場はあったが、ここまで29試合で7本塁打、9盗塁。前人未到の「50―50」を達成した昨季は4月終了時点で7本塁打、5打点だったことを考えると、また新たな記録が生まれる可能性も十分だ。

今年7月に行われる球宴の会場でもあるトゥルイストパークは通算10試合で打率2割5分7厘、1本塁打、5打点となっている。

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