◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―ラモン・カルデナス(5月4日=日本時間5日、米国ネバダ州ラスベガス T―モバイル・アリーナ)
【ラスベガス(米ネバダ州)2日(日本時間3日)=勝田成紀】世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(32)=大橋=が、WBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29)=米国=との防衛戦へ向けた公式会見に臨んだ。
KO防衛を果たせば、伝説のヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)を抜いて、歴代単独最多の世界戦23KO勝利となる。
ここまで世界戦24戦全勝22KO。世界戦KO率は驚異の92%を誇る。
「過去の試合を振り返れば、自分のファイトスタイル的に世界戦でのKOが難しいという風には見えない。だからどんな相手であろうが、そこは(KOを)狙っていきたい思いはあります。その中でしっかりとポイントを加算していって勝たなきゃいけない試合も出てくると思うが、今回はそうではなくて、しっかり見せ場を作りたいなと思っています」
これまでフリオ・セサール・チャベス、オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオ、サウル・アルバレスらがビッグマッチを行ってきたメキシコの祝日「シンコ・デ・マヨ(5月5日)」ウィーク。今年は井上が“世界新記録”で締めくくる。