5月3日の東京11R・スイートピーS(3歳オープン・リステッド、芝1800メートル=13頭立て)は、4番人気のルージュソリテール(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ロードカナロア)が快勝して、オークス(5月25日、東京)への優先出走権を獲得した。勝ち時計は1分45秒9(良)。
内寄りの5番枠から好スタートを決めて、内のジューンエオスを見る形で2番手へ。リズム良く折り合い、直線でゴーサインを出すと力強い伸び脚を披露。最後は外から迫るマリアイリダータを3/4馬身差で振り切った。
横山武史騎手は「素晴らしい勝ち方でした。前に壁をつくってくれという指示でしたが、スタートがよくて前に壁をつくれませんでした。折り合いは問題ないし、しまいもはじけてくれました。勝つことが(オークスへの)絶対条件なので、勝ててよかったです。2400メートルも大丈夫だと個人的には思います」と、笑顔で振り返った。
藤原調教師は「この馬は期待している馬。チューリップ賞(6着)の時は詰まってしまってね。本当は桜花賞を使いたかったんだけど。一発勝負で、よく馬とジョッキーが応えてくれた。