世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=が2日(日本時間3日)、米ラスベガスのMGMグランドでラモン・カルデナス(29)=米国=との防衛戦へ向けた公式会見に出席。会見後、米メディアの取材に対応し、カルデナス戦をクリアした場合は9月にWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=と対戦することを認めた。

 米専門メディア「ボクシングシーン」が1日(日本時間2日)、9月14日に東京で井上とアフマダリエフが対戦することが決定したと報じた。これを受け、井上は「まずひとつ、明確に決まっているのがこの試合の次、9月、アフマダリエフ。そこは契約が済んでいると聞いている。まずそこまでは決まっている」と明かした。

 また、来春にも東京ドームで計画されているWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)との対戦については「その勝者がボクシング界を引っ張っていく選手になる。それは、井上尚弥だということを証明したい」と話した。

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