「爆風スランプ」のサンプラザ中野くんが3日放送のTBS系「この歌詞が刺さったグッとフレーズ!」(午後6時51分)に出演。今年、神尾楓珠と桜田ひより主演で映画化もされた名曲「大きな玉ねぎの下で」の誕生秘話を明かした。
ペンフレンドの男女が東京・日本武道館で待ち合わせをするも会うことがかなわなかった淡い恋を描いた1曲について「これは名曲だよね~」とつぶやいたMCの「極楽とんぼ」加藤浩次に「何かきっかけがあって、この歌を作ることになったの?」と聞かれると「1984年にデビューしまして、84年の暮れにですね。(レコード会社に)『お前らデビューしたばっかりだけど、武道館を押さえた。満員にしろ』って言われて」と話し出した中野くん。
「満員にできるわけないだろと。悩みに悩んで、お客さん来ないから席が空いてるぞと。空いてる席に理由をつければいいんじゃないかと。言い訳の歌を作ろうと」と歌詞に込めた意外な思いを明かした。
加藤に「結局、ライブの席はどうなったんですか?」と聞かれると「満員になったんですよ、おかげ様で」と笑顔で答えていた。