作詞家で音楽プロデューサー・秋元康氏が3日放送のTBS系「この歌詞が刺さったグッとフレーズ!」(午後6時51分)に出演。1992年に26歳の若さで亡くなった天才歌手に脱帽する一幕があった。
秋元氏はMCの「極楽とんぼ」加藤浩次のインタビューに「自分が職業・作詞家だから『どこで誰がどんな風に歌うんだろう』とかって先に考えちゃうじゃないですか? そうじゃなくて、やっぱり、アーティストで、自分のエネルギーを叩きつけるような歌詞。それにいつも感動するんですけど、だから、尾崎豊さんの『卒業』とか大好きです」と明かした。
「自分には絶対に書けないと思った歌詞」として、尾崎さんが1985年にリリースした名曲「卒業」の歌詞「先生 あなたは かよわき大人の代弁者なのか」を口に。「書けないですよ、これは…」と称賛すると「だって、10代の時に、みんな悶々としたことを心に溜めてると。それを言語化するっていうのは、すごい難しい。でも、だから、あれだけのカリスマになって、みんながこの歌詞に共感したんだと思います」と熱く口にしていた。