フジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」(日曜・前7時)が4日に放送され、5月23日公開の映画「父と僕の終わらない歌」で共演する俳優・寺尾聰、石倉三郎、三宅裕司がトークを繰り広げた。

 芸能界に入るきっかけについて話題は展開。

名優・宇野重吉さん(1988年没)を父に持つ寺尾だが「俳優になろうとはこれっぽちも思っていなかった」という。

 中学時代は野球に打ち込み、野球で高校入学を目指したが「すぐ挫折した」そう。高校では「バンドもやっていたりして、そんなこんなしているうちに、トータル高校1年を3回やる羽目になった」と明かした。

 「そんなことをしていたものだから親が一応心配して」ということで、映画「黒部の太陽」(三船敏郎、石原裕次郎主演)に出演した父・宇野さんの息子役で俳優デビューしたという。これに石倉は「しょうがねーから何でも使ってくれと宇野先生が裕ちゃんに頼んだわけよ。で裕ちゃんが『ああ、いいよ』って」と説明を加えた。寺尾も「子どもの役を書いてくれたんだろうね」と語った。

編集部おすすめ