◇りそなB2リーグ プレーオフ準々決勝第1戦 富山81-63ベルテックス静岡(3日・ありそドーム)

 ベルテックス静岡(西地区3位)は、63―81で富山(東地区2位)に大敗。多くのブースターが会場の一角をオレンジ色に染めて後押ししたが、その期待に応えられなかった。

4日の第2戦に敗れると、準々決勝でプレーオフ敗退が決まる。崖っぷちに立たされた森高大HC(35)は「富山の強みを消しきれなかった。明日、明後日に向けて修正したい」と前を向いた。

 第2クオーター(Q)まではゾーンディフェンスを交えながら、富山の得意なインサイド攻撃に対応。互角の展開に持ち込んだが、第3Qで一気に失速した。PGが囲まれてパスミスを連発すると、守備も崩れて連続失点。5分近く無得点の時間帯が続き、徐々に点差が開いてしまった。森HCは「得点差があると、プレッシャーもなく打たれてしまう。僕らはディフェンスのチームなので、明日は自分たちのペースに引きずり込みたい」と守備の立て直しを誓った。

(中田 康博)

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