東京11R・プリンシパルステークス(L)・馬トク激走馬=ジェゼロ
出世レース・大寒桜賞2着のサートゥルナーリア産駒。兄にマイルCS勝ち馬のステルヴィオ、姉にNHKマイルC2着のウンブライル(ともに父ロードカナロア)がおり、セレクトセールで3億円の高値で取引された。
その前走はエムズの切れ味に屈したが、爪の不安で、8か月ぶりの実戦のなか、しっかり脚を使った。メンバー最速の上がりで勝ち上がった新馬時は川田騎手は「コントロールが難しい面が強い」と話したが、気性の成長、操作性の向上も見られた。
4月15日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、1週前はWコース長めからラスト1ハロン10秒9、直前も坂路でしっかりと伸び、叩いた上積みは十分。気鋭ディー騎手の手綱で、ダービーへのラストチケットを目指す。