自動車レースのスーパーGTを運営するGTアソシエーション(GTA)の坂東正明代表は4日、富士スピードウェイで会見を開き、第4戦(8月2~3日、富士スピードウェイ)で実施されるスプリントレースについて、金曜日(1日)の練習走行は行わず、土曜日(2日)と日曜日(3日)に1本ずつのレースを行うことを明かした。

 この2レースはGT300とGT500の混合レースと各クラス単独に分かれ、サクセスウェイトは採用されない。

 スタートについては坂東代表はローリングスタートの一種で隊列を組んだ車両が密集した状態からスタートするインディ方式の望んでいるが、レギュレーションの変更などが必要なため、まだ話し合いの段階だという。

 さらに坂東代表は今年から導入している5秒と10秒のタイムペナルティについて好感触を得ているという。これまではドライブスルーペナルティなどがあったが、これだと40秒以上のロスタイムになってしまっていた。「黒白旗(警告)とドライブスルーの間にあるもの」との認識だという。

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