俳優の川平慈英が4日、横浜市のシネマ・ジャック&ベティで行われた映画「惑星ラブソング」(6月13日全国公開、時川英之監督)の舞台あいさつに出席した。
戦後80年の広島を舞台に、米国人旅行者・ジョンと広島の若者たちが出会い、過去と現在が交錯する平和をテーマにしたエンターテインメント作品。
時川監督とは20年以上の付き合いだそうで「幼なじみと一緒に映画をしているみたい。のびのび、リラックスして演技できた」と感謝。撮影ではゴルフクラブを振り回すシーンがあるそうで「ガラス張りの所にぶつけて…」とハプニングもあったという。
撮影は広島で行われ、各出演者が差し入れを持参。プロデューサーの横山雄二氏から「慈英さんの差し入れがヘパリーゼだった」と明かされると、場内は笑いに包まれた。すると川平は唐突に「みなさんヘパリーゼ飲んでいますか?」とCM出演中のドリンク剤をアピール。さらに、「楽天カード持っていますか? 楽天ポイント6000ポイントプレゼント」と再び出演するCMにかけた呼びかけをして会場を沸かせた。
一方、ロケ地には「好きなだけ持って行ってくださいと、フマキラーのスプレーがあった」と大量の殺虫スプレーが。撮影が同市内のフマキラー株式会社内で行われていたためで、川平は「家族の分、全部持って帰ってきた」と笑っていた。
最後に「この映画を観て、平和に満ちあふれていいんですか?」と呼びかけ、共演者、来場者は「いいんです」と川平おなじみのフレーズを息ピッタリにレスポンスしていた。