俳優・窪塚洋介の長男で、モデル・俳優の窪塚愛流が3日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」(土曜・午後11時)に出演。父への率直な思いを明かす一幕があった。
今回、小笠原諸島の父島を訪ねた愛流は「10年前、小学5年生の夏休みに行った覚えがあります。ドキュメンタリー映画に父親が呼ばれていて。家族旅行でついて行ったことがあるんですよ。社会見学と家族旅行みたいな。11歳で」と父島とのゆかりを説明。
父島の海岸で「俳優になりたいって、ずっと頭の中ではあって。表現者になりたいって」と振り返ると、その理由について「やっぱ、憧れの人がいたからですかね、父親が」と吐露した。
さらに「まあ、今でもかっこいいですし、憧れますね。あの人にはなれないなって思います」と続けると「でも、僕にしかなれないものがきっとあるので、僕はそれを目指します」ときっぱり。
愛流は「父親は仕事で苦しいこととか葛藤するものがあったと思うんですけど、僕はその姿を見たことがないので、ものすごく楽しい職業なんだなって思ってました」と明かすと、スタジオでは「絵を描くことも好きで、叔父はレゲエ(アーティスト)で歌手、レゲエもいいなと思ってたし、母がダンスをしてたんで、ダンスもいいなと思ってました」とコメントした。
「でも、やっぱり俳優が一番かっこいいなって」としみじみ話すと、「自分は父親の背中を見て憧れて、夢をもらったので、父親に。息子、二世って、それは僕も重々承知だし、うれしいのもあるんですよ。
「どこに行っても僕の話はしないんですよね、みんな。それがうれしかった反面、悔しかったし、悲しかった。自分の生きてる意味を探してるし、それを今、作ってる途中ですね」と続け、最後には「別に父親に憧れたからと言って、父親になろうと思ってないし、僕は僕の道を僕なりに僕のペースで歩み続けたいなって」と決意表明していた。