大相撲夏場所(11日初日、東京・両国国技館)に向けて十両・白熊(二所ノ関)が4日、茨城・阿見町の部屋で弟弟子の大関・大の里らと26番の相撲を取った。綱取りの大の里に得意の右を許したが、耐えて寄り切り逆転。

力強さをみせて11勝をあげた。

 それでも「まだまだです」と足元を見つめた。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)に助言を受ける場面もあった。先場所は幕内で5勝10敗で今場所は十両に転落した。白熊は「勝ち越して2ケタ勝ちたい」と再入幕を誓っていた。

編集部おすすめ