2021年東京五輪の柔道男子60キロ級金メダルの高藤直寿(パーク24)が4日、都内の講道館で全国少年大会合同錬成会に講師として参加し、小学生たちを指導した。乱取りでは相手の子どもの親たちが見やすい位置に移動するなど、気遣いを見せた。
自身は昨夏パリ五輪代表入りを逃し、永山竜樹(パーク24)が銅メダルを獲得。高藤は「僕は柔道選手なので、次の大会に向けて全力でやるだけだなと思います。ロス五輪は僕が絶対に出ようと思っているので、その気持ちだけは強く持って、今後も練習と、こういった(普及などの)活動とバランスをとってやっていきたいなと思っています」と2028年ロサンゼルス五輪を目指すと宣言。「チームメートになった永山選手もいますし、今度は追う立場でやりたいと思います」と力を込めていた。