◆第42回エプソムC・G3(5月10日、東京競馬場・芝1800メートル)

 ドゥラドーレス(牡6歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ドゥラメンテ)は前走の小倉日経賞がオープン初勝利だった。屈腱炎など2度の長期休養がなければ、もっと早く勝てていたはずだが、今年6歳でもまだキャリア9戦。

進化する余地は十分にあるとみている。

 美浦・Wコースの1週前追い切りは6ハロン80秒9―11秒0で自己ベストを更新。上々の動きに見えたが、宮田敬介調教師は「いい時はもうちょっと楽にとりついてこれるかな、というところがあったので、しっかりやったことでピリッとしてくれば」と厳しめの評価。期待の高さの裏返しかもしれないし、さらに上昇する余地もあると解釈した。最終追い切りでどう変化してくるか、しっかりと見極めたい。(西山 智昭)

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