9月の東京世界陸上男子マラソン日本代表候補の小山直城(ホンダ)が4日、神奈川・平塚市の東海大湘南キャンパス陸上競技場で行われた東海大長距離競技会5000メートルに練習の一環として出場し、14分7秒30でトップを取った。強風が吹く中、スタート直後から独走し、2位に約50秒の大差をつけた。
小山は昨年のパリ五輪マラソンに出場し、23位。その後、東京世界陸上の代表内定条件のJMCシリーズで優勝した。世界陸上の参加標準記録(2時間6分30秒)をクリアしていないため、世界ランクで出場資格を得た時点で代表に決定する。次週(11日)は仙台国際ハーフマラソンに出場予定。代表決定は、ほぼ確実で、昨年のパリ五輪に続く大一番に向けて、順調に練習を積んでいる。