自動車レースのスーパーGT第2戦の決勝が4日、静岡・富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で3時間のタイムレースで行われた。

 GT500はポールからスタートしたキーパー・セルモGRスープラ(石浦宏明、大湯都史樹組)がスタートから圧巻の逃走劇。

最終スティントを担当した石浦も完璧なレース運びを見せて、2019年の第2戦(富士)以来の優勝を決めた。開幕戦(岡山)は序盤に石浦が多重クラッシュを引き起こして無念のリタイア。それだけに大湯、石浦、立川祐路監督は涙を流しながら抱き合っていた。

 2位には40キロのサクセスウェイトを背負ったauトムスGRスープラ(坪井翔、山下健太組)が入り、史上初の総合3連覇に向けて上々の結果を残した

 GT300はトップを走っていたスバルBRZ・R&Dスポーツ(井口卓人、山内英輝組)がゴールまであと半周というところでマシンストップ。ユニ―ロボ・ブルーグラス・フェラーリ(片山義章、C・メリ・ムンタン組)にラッキーな初優勝が転がり込んだ。

 第3戦は6月27~28日、マレーシア・セパンで開催される。

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