第42回エプソムカップ・G3は5月10日、東京競馬場の芝1800メートルで行われる。

 ドゥラドーレス(牡6歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ドゥラメンテ)は3歳時に毎日杯G3で3着、菊花賞・G1で4着と能力の高さを示していたが、屈腱炎を発症。

長い休養期間があっただけに、前走の小倉日経賞でのオープン初勝利は価値がある。中間も順調に調整は進められており、今度は待望の重賞初制覇に挑む。

 ダノンエアズロック(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎、父モーリス)は2、3歳時でリステッドを2勝。前走のチャレンジC・G3は案外な7着に終わったが、間隔を空けて立て直し、美浦・Wコースでの1週前追い切りは抜群の動きを披露。こちらも初タイトルに向けて順調だ。

 コントラポスト(牡5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父ルーラーシップ)はダービー卿CT・G3の2着で重賞でも通用することを証明。東京替わりも問題なくこなせるタイプだ。精神面の成長が見込めるシュトラウス(牡4歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)は自分のリズムで運べれば粘り強い。

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