「少年隊」の植草克秀(58)が4日、都内でデビュー40周年を記念した単独コンサートを行った。

 「少年隊」のシングルほぼ全曲をリリース順に披露するクロニクル(年代記)的な構成。

東山紀之(58)、錦織一清(59)との「少年隊」のナンバーは高難度の歌唱、ダンスで知られるが、ジャケット写真が映し出されるスクリーンを背にソロでステージをやり遂げ「完走しました!」と感無量の表情を浮かべた。

 アンコールでは「40周年を迎えられると思ってもみませんでした。俺はやっぱり3人でやりたかったな…」と涙があふれた。ファンのすすり泣きも響く中「スタッフの方が俺たちを応援してくれて、作ってくれた少年隊の曲をずっと大事にしていきたいなって思います」と決意を新たにした。

 終演後、植草は「(体に貼った)湿布は11枚。こんなの初めて」と満身創痍(まんしんそうい)ながら充実の表情。「僕がやってることで2人のバロメーターになれれば。2人いつでも来られるでしょ、って俺はいつも待ってる」と語った。

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