◆りそなB1リーグ第36節 北海道83―70茨城(4日・北海きたえーる)
レバンガ北海道が2試合ぶりの白星で今季を終えた。レギュラーシーズン最終の茨城戦は第3クオーター(Q)まで互角の展開も、第4Qで突き放し83対70で勝利。
Bリーグ発足後9季連続で勝率5割に届かなかった。3地区の2位以内とワイルドカードで上位2チームがチャンピオンシップ(CS)に出場できるが、そこでも13位と上位進出は遠かった。小野寺龍太郎ヘッドコーチ(HC、43)は「勝率6~7割にいかないとトップの8チームには入れない。CSに行くためにはまずは勝率5割」と来季の目標を示した。
マイナス266点という得失点差が結果を物語っていた。小野寺HCは「6点差以内の僅差のゲームをどのように自分たちのものにしていくか」と今後の修正点を挙げた。陣容を含め未知数な部分の多い来季だが、この日も5663人と満員の観客が詰めかけた。大きな後押しを味方に躍進へとつなげる。