◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ決勝第2戦 サントリーー愛知(5日、千葉・ららアリーナ東京ベイ)

 2戦先勝制のチャンピオンシップ(CS)第2戦が行われ、レギュラーシーズン(RS)2位のサントリーと同4位の愛知が対戦し、第1セットはサントリーが制した。

 第1セット、シーソーゲームのなか、7―8でサントリーはムセルスキー、高橋藍が連続得点で先にブレイク。

だが、愛知もリカルド・ルカレッリ・ソウザを中心に得点を重ねる。13―15では愛知のセッター・関田誠大がベンチへ飛び込みながらボールを拾い、足を負傷。すぐにコートへ戻ったが、流れはサントリーへ。藍は強打を警戒して後衛で構える相手を見て、緩い前に落ちるサーブで得点。さらに流れを引き寄せ、4連続得点でリードを広げた。しかし、愛知も粘りを見せ、1セット目から接戦に。最後は28―27で、藍が左からスパイクを決め、先取した。

 パリ五輪代表の高橋藍を擁するサントリーは、3日に東京・有明アリーナで行われた第1戦をフルセットで勝利。愛知に先に2セットを連取され、藍は第3セット中盤にベンチに下げられた。チームが選手層を見せつけ、第3セットを取り返すと、第4Sは相手のマッチポイントから粘って32―30で取り切った。2―2の第5セットも接戦となったが、26―24で奪い、3時間25分の激闘を制していた。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。

RS上位6チームが進み、1位の大阪Bと2位のサントリーはシードで準決勝から臨んだ。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、決勝は5月3日に東京・有明アリーナでサントリーが3―2で勝利。同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催されている。

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