スポーツクライミングW杯のスピード第2戦(インドネシア・バリ)で日本勢過去最高の銀メダルを手にした男子の大政涼(ダイキアクシス)が5日、羽田空港に帰国した。
会場のバリは気温35度以上の過酷な環境。
大政は予選で5秒24の12位に入り、上位16人による決勝トーナメントに進出。準々決勝で4秒90、準決勝で4秒99と好タイムをマークしてW杯で日本人初の決勝に進出し、銀メダル以上を確定させた。決勝はまさかのフライングで登り切ることができなかったが、強い攻めの姿勢がにじみ出ていた。
次戦はW杯第3戦(31日開幕、米デンバー)を予定。「リアクションタイム、スタートのトレーニングに力を入れる。目標は、絶対決勝には残り、連続表彰台に上りたいのと、日本記録を更新したい」とまだまだ記録を狙っていく。