アイドルグループ「AKB48」が5日、東京ガーデンシアターで春コンサートを行った。

 20周年イヤーを象徴するステージで、総監督の倉野尾成美は「今の私たちの熱気がお届けできれば」。

デビュー初期の楽曲からユニット曲、最新曲「まさかのConfession」など33曲を披露した。同曲のセンターに抜てきされた18期生の八木愛月は「1年ぶりの大きなコンサートで、私自身は本当に幸せで。このステージから大きくなりたいと思っています」とさらなる飛躍を誓った。

 公演中には21期生オーディションの開催、20周年を祈念した全国ライブツアーの開催も発表された。12月のファイナルは東京・北の丸公園の日本武道館で全6公演を予定している。倉野尾は「この公演を通して、今のAKB48の全力を皆さんにお届けできたんじゃないかなと思いますし、私たちの大きな夢に一歩進む、そういったコンサートになったんじゃないかなと思います」と語った。

 アンコールでは、関係者席で公演を鑑賞していた初代総監督の高橋みなみに20周年応援総団長を託すことをステージ上からサプライズ依頼した。何も知らされていなかった高橋は動揺しながらステージへ。倉野尾から「メンバーの招集をお願いします」とミッションを課せられた高橋は「断れる状況じゃない。やりますよ」と困惑しつつ「20周年は現役のみなさんに迷惑かからない程度に盛り上げたいと思っていたので頑張ります」。最後は全員で声を合わせ、たかみなの決めぜりふ「努力は必ず報われる!」で締めた。

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