◆第30回NHKマイルC・G1(5月11日、東京競馬場・芝1600メートル)=5月6日、美浦トレセン
トライアルのニュージーランドTで3着だったコートアリシアン(牝3歳、美浦・伊藤大士厩舎、父サートゥルナーリア)は、坂路を64秒8―15秒6で流して息を整えた。前走後は在厩での調整。
昨年6月の新馬戦で5馬身差の圧勝をし、続く新潟2歳Sは半馬身差の2着。早くから力を示していたが、その後は阪神JFが6着、クイーンCは4着と結果を出せずにいた。前走で久々に3着内に入ったのは状態の良化も大きい。同助手は「2走前までは窮屈なところがあったけど、今は体をよく使えている。見えない疲れがあったのかもしれないですね。キープしてくれれば」と言葉に力を込めた。