◆第73回京都新聞杯・G2(5月10日、京都競馬場・芝2200メートル)=5月6日、栗東トレセン

 新馬、大寒桜賞と連勝中のエムズ(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドゥラメンテ)が、無傷3連勝での祭典への切符を狙う。

 2018年の阪神JFを制して最優秀2歳牝馬に輝き、重賞6勝を挙げたダノンファンタジーの半弟。

姉は2000メートル以上で勝利を挙げていないが、同馬は2200メートルに延ばした前走の大寒桜賞で3馬身半差の圧勝。池江調教師は「強かったですね。最後も突き離していましたから」と振り返る。

 現在、出走馬決定賞金は500万円。2着でも日本ダービー・G1(6月1日、東京競馬場・芝2400メートル)への出走は可能なラインの見込みだが、「行くなら、勝って行きたいね」とトレーナーは勝利への手応えをにじませる。無傷の3連勝となるか注目だ。

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