◆第42回エプソムC・G3(5月10日、東京競馬場・芝1800メートル)=5月6日、栗東トレセン

 大阪杯は12着とはいえ自己ベスト(1分57秒1)で駆け、9歳馬でも衰えは感じられないカラテ(牡、栗東・東田明士、父トゥザグローリー)。前走後は早々とこのレースに目標を定め、在厩調整されている。

 1週前追い切りは荻野極騎手(レースは杉原誠人騎手)を背に、坂路で52秒2―12秒1と活気ある動き。東田調教師も「いったん緩ませましたが、本数を重ねるごとに良くなって、今週はサラッとで良さそう。前走と同じぐらい、いい状態だと思います。9歳ですが、動き的にも終わってる感じはありません。もう少し前めで運んで、形になってほしい」と転厩2戦目で手応えをつかんでいる。これまで左回りのワンターンでは重賞を3勝。昨秋、毎日王冠で0秒6差に善戦した舞台で、古豪がアッと言わせるか。

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