嵐が6日、グループの活動終了を発表した。来年春頃に開催予定の全国コンサートツアーで花道を飾る。

2020年12月31日をもって活動休止して以降、止まっていた5人での歩みはファンに直接感謝を伝えるために動き出し、活動終了というゴールへと向かう。

 国民的人気グループがたどった軌跡を振り返る。

▼1999年9月15日 ハワイ・ホノルル沖のクルーズ客船で結成、デビュー会見

▼11月3日 「A・RA・SHI」でCDデビュー。初登場1位

▼2000年4月6~30日 初のコンサートを開催

▼01年10月 初の冠番組「真夜中の嵐」(日テレ系)スタート

▼02年10月18日 初主演映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」公開

▼04年8月 日テレ系「24時間テレビ」で初のメインパーソナリティーを務める

▼06年9~11月 初の海外公演となる台湾、韓国を巡るアジアツアーを実施。4万人を動員

▼07年4月21日、初の東京ドーム公演を行う

▼08年4月 TBS系「ひみつの嵐ちゃん!」フジテレビ系「VS嵐」など冠番組が相次いで放送開始

▼08年9月5、6日 初の国立競技場コンサート実施し2日間で14万人を動員。単独ライブはSMAP、07年のDREAMS COME TRUE以来、3組目の快挙

▼09年8月28~30日 10周年で史上初(当時)の国立競技場3日連続公演を開催

▼同8月 ベストアルバム「5×10 All the BEST! 1999-2009」が初のミリオンセラー。累計売り上げ198.9万枚を記録

▼09年12月31日 NHK紅白歌合戦に初出場。4曲メドレーを披露。

▼10年8月4日、9枚目のアルバム「僕の見ている風景」がオリジナルアルバム初のミリオンセラーを記録

▼10年12月31日 紅白歌合戦で初の白組司会を務める

▼11年6月 東日本大震災の発生を受け、授業イベント「嵐のワクワク学校」を初開催。19年まで毎年恒例となり、コロナ禍の20年5月にオンラインで限定復活した

▼12年9月 5年連続となる国立競技場でのライブで、人気投票形式の「アラフェス」初開催

▼13年8月 2年連続4度目の「24時間テレビ」メインパーソナリティーを務める

▼14年9月19、20日 デビューした地・ハワイで15周年ライブを開催し、2日間で3万人を動員。日本全国209の映画館で同時中継された

▼同12月31日 紅白歌合戦で5年連続司会&白組のトリを務める

▼15年12月27日 東京ドームで5大ドームツアーの最終公演を行い、コンサート動員数が日本のアーティスト史上最速で1000万人を突破

▼16年12月31日 紅白歌合戦で初の大トリを務める

▼18年 第100回全国高等学校野球選手権記念大会の朝日放送(ABC)応援ソング「夏疾風」を担当

▼19年1月27日 20年末をもって活動休止すると発表。メンバーは都内で会見

▼同11月 天皇陛下即位の祝典で奉祝曲を披露

▼同12月 デビュー20周年記念で、日本の音楽史上最多237.5万人を動員するドーム全50公演ツアーを開催

▼20年 新型コロナウイルスの影響で国立競技場公演や中国での海外公演中止を発表

▼同8月 シングル「カイト」がシングル初のミリオンセラー。

累計売り上げ114万枚を記録

▼同12月31日 東京ドームからグループ初の生配信ライブ「This is 嵐 LIVE」を行い「Love so sweet」で締めた。ライブ中に「―紅白歌合戦」に中継で出演し、3曲メドレーを披露。歌手別で最高視聴率47.2%を記録した

▼23年10月24日 二宮和也が同日付けで「スマイルアップ」(旧ジャニーズ事務所)からの独立を発表

▼24年4月 5人で「株式会社 嵐」を設立

▼同19日 嵐が「STARTO ENTERTAINMENT」(旧ジャニーズ事務所)とグループエージェント契約を発表

▼5月16日 松本潤が5月30日をもって「STARTO ENTERTAINMENT」退社を発表

▼同9月15日 結成25周年を迎え、特設サイト「MY BEST ARASHI」開設などを発表

▼同11月3日 デビュー25周年で有料ファンクラブサイトに動画をアップ。20年末の活動休止以来、4年ぶり5人が集結

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