「鬼無里(きなさ)まり」名義でシャンソン歌手として活動する元女優で花創作家の志穂美悦子さんが6日、東京・杉並公会堂で行われた第12回東京シャンソンコンクール(主催・日仏文化サロン)に出演し、グランプリを獲得した。

 予選を通過した44人が出演。

鬼無里は自身のレパートリーの中から「愛してくれるなら」を歌唱した。「とうとう、やりました。グランプリ受賞しました」と歓喜。「頂点に立てました。うれしい。本当にうれしい」と喜びを爆発させた。

 鬼無里は、24年6月にシャンソン歌手として本格始動した。同年11月の日本シャンソンコンクールで準グランプリにあたる優秀賞を受賞。25年3月の東日本JCCプラチナコンクールで歌唱賞を受賞した。

 「覚悟を持って」シャンソンの世界に飛び込んだという鬼無里。5月23日に「さくら貝の歌」コンサート(神奈川・鎌倉芸術劇場)、6月11日に氷見市復興支援活動(富山・氷見市芸術文化館)、7月7日に第63回パリ祭り(東京・文京シビックホール)に出演する。

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