AKB48の村山彩希(ゆいり)が6日、東京・江東区の東京ガーデンシアターで卒業コンサートを開催した。約14年にわたって活動し、AKB48劇場公演出場回数1339回(6日時点)を誇る”シアターの女神“。

約3時間にわたって全37曲を披露し、アイドル人生の集大成を飾った。

 終演後には報道陣の取材に応じ、卒業コンサートを終えた心境について村山は「楽しかったが勝ってます」と笑顔で吐露。「まだまだ動けそうです」と声を弾ませた。

 約14年のアイドル人生を振り返り「気づくとあっという間でした」としみじみ。「楽しくて。この青春が帰ってこないと思うと寂しいです」と本音ものぞかせた。

 劇場に立ち続けてきた原動力を問われると「誰にも知られずに努力している自分カッコイイと思ってステージに立ちました」と回答。シアターの女神に次ぐ自身のキャッチフレーズについて「また新しい自分を見つけるために模索したいです」とうなずいた。

 卒業は6月15日。約1か月となり、原点でもある劇場公演について「全部出る勢いでファンの方の近くに行きたいなと思います」と意欲を見せた。最後の瞬間までステージ愛を貫いていく。

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