大相撲夏場所(11日初日、東京・両国国技館)で新入幕の嘉陽(中村)が6日、東京・墨田区の部屋で稽古で調整した。

 2日の横綱審議委員会による稽古総見(国技館)ではぶつかり稽古で横綱・豊昇龍(立浪)の胸を借りたが、稽古中に苦悶(くもん)の表情を浮かべて、土俵を降りていた。

不安を抱えていた腰に痛みを感じたといい「頭から足まで電撃が走ったような感じで、動けなくなった。でも一日安静にしていたら、動けるようになったので、大事には至っていないです」と説明した。

 この日も「見ている以上にキツイです」と語りながら、部屋独自の“はたき込みを残す稽古”で元気に土俵を駆けまわった。

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