2020年末から活動を休止している「嵐」が、来年5月末に解散することを6日に有料ファンクラブサイトで発表したニュースをこの日夜の民放各局の報道番組は、トップニュースで伝えた。
トップニュースで報じたのは、日本テレビ系「news zero」(月~木・午後11時、金・午後11時半)、テレビ朝日系「報道ステーション」(月曜~金曜・午後9時54分)、TBS系「news23」(月曜~金曜・午後11時)の3局。
「zero」では、キャスターを務める櫻井翔が「嵐活動休止前、最後の1年、コロナの影響で有観客のライブを行うことがかないませんでした。ファンの皆さまに直接感謝の思いを届けるコンサートツアーを来春行うために私たちは、動き始めます。およそ4年半ぶりにカメラの前に5人で並ぶ、『嵐です』と全員で声を揃えた瞬間、停泊中の船に再び大きな帆を張ったような感覚に包まれました。どうか温かく見守っていただけますと幸いです」とのコメントを寄せ、読み上げられた。キャスターを務める藤井貴彦アナウンサーは「ファンのみなさんにとっては、待ち望んでいた再会と同時にひとつのピリオドが打たれるという複雑な発表だったかもしれません。しかし、心を整えてピリオドを迎えることがみなさんにとっても嵐の5人にとっても穏やかで幸せな時間になるはずです。応援してきたみなさんにとって嵐は大切な存在だからこそ笑顔のはなむけとなることを心から願っています」とコメントした。
「報道ステーション」では、解散を伝えるVTRを受け大越健介キャスターが「3年前に私、メンバーの松本潤さんにインタビューをさせていただいたんですけど、その時に自分たちはここまで常に指差し確認するようにしてお互いの意思を確かめあってやってきたんだという話をしていましたし今回、コンサートツアーをやりきって、ファンに感謝を伝えた上で、活動を終了するという決断も5人の意思をしっかり確かめ合って出した結論だったようです」と見解を示した。
「news23」(月曜~金曜・午後11時)では、VTRで解散を伝えたが、スタジオでメインキャスターを務める小川彩佳アナウンサー、キャスターを務める同局の藤森祥平アナはコメントしなかった。